自由研究のテーマを決めて、実験や観察・調査など調べたり、データを集めたりする必要があるときは、調べるデータは正しい情報でなければいけません。特に理科実験や科学は、実験が必ずしも上手くいくとは限りません。失敗することもありますが、失敗したデータも大切な自由研究の資料として使えます。

観察や調査などに関しては、情報収集や日々の成長記録など日々の自由研究に取られる時間は短いものの、期間は長くなりますので、デジカメで写真を残しておいたりすることで効率よく過去の確認ができるようにするのも1つの方法です。

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データ集めや調べるときの4つの注意点

自由研究を進め方として、データ収集や調査というものが大切になります。調べたこと、見たこと、経験したこと、確認したこと、読んだことなどを参考にして、結果を予想します。その中で、「こうしたら、どうなるんだろう」という疑問が出てきたら工夫することが大切です。同じ種類・違う種類・場所・時間の経過・条件を変えることで、成功例と失敗例が出てきます。失敗したことも踏まえて、自由研究をまとめることが大切です。

データを集める方法や調べるときに使いたいアイテムなどがありますので、注意すべき4つのことをまとめました。

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失敗するのは当たり前

自由研究でデータ集めをしたり、調査をしたりするときには、そのとき調べていることがきちんと自分の決めたテーマに合ったものなのかを確認しながら進めるようにしましょう。こうやって注意することで、自分の自由研究をより充実させるために使える時間も増えます。

同時に、研究・調査をするうえでは失敗するのは当たり前です。何故かというと、同じテーマであっても、参考にした情報が全く同じ目標に向かって調査したものとは限らないですし、自然現象などは必ずしも予想通りの結果になるとは限りません。そのような時には、自分の失敗の理由を考えるなどすることで次に生かすことができます。

デジカメやビデオを利用する

自由研究で調査したり、データを集めたりするときの注意点として、記録を取るために、デジカメやビデオを利用すると正確に記録を残すことができますし、過去の状態を確認することができます。

もちろん、ノートなどに詳細な記録を書くことも必要ですが、デジカメやビデオを利用すれば、画像や映像で、研究を記録することができるので、研究テーマを見る人に明白に伝えられますし、とても分かりやすくまとめることができます。また、そういった記録なら、書き間違えるといったことも起こりませんし、日付も残り、きれいに整理整頓してまとめることもできますので、自由研究にデジカメやビデオを利用してみましょう。

失敗や疑問はさらに調べる

自由研究でデータを集めたり、調べたりするときに注意するべきなのは、失敗や疑問が生まれたときにはさらに調べるということです。なぜかというと、失敗や疑問が、調べているテーマについて、より深い知識や発展的な考察につながるという可能性があります。もしも予想外の実験結果になったり、新しい疑問が生まれてきたときには、できるだけそれを解決したりしてテーマの問題点などを整理しておくと分かりやしものになります。

簡単に、そして短期間でできる自由研究テーマを選ぶことが多いと思いますが、調べることでより理解が深まり、興味が湧いてくると、疑問が増えてきます。一度にすべてを解決するのではなく、疑問に思ったことを書き残しておき、来年も引き続き同じテーマで調べることもできます。

データを公正に見る

自由研究のデータ集めや調べたりするときには、データを公正に見るということに注意する必要があります。自分が予想していた通りの結果にならないときに、データの一部を有利にとらえたりすると、その実験は必ずしも正しいものだと言えなくなります。正しいデータでなければ、テーマに合った結論や考察(自分の考え)をそのデータや調査結果から導き出すことが難しくなってしまいます。

予想と違うから、データを書き換えたり、都合の良いデータだけを残したりするのはいけません。予想と違うときには、どうして違うのかを考えて確かめることが研究することになります。自由研究では、入手したデータを公正に見て、そこから物事を明確にしていくことが必要になります。

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まとめ

自由研究を進めていくと、失敗することがあります。自由研究キットでも、必ずしも成功するというものではなりません。あさがおなどの植物やトマトの育て方の観察日記を作るときには、「枯れてしまった」という結果になることも多いです。これは失敗かも知れませんが、なぜ枯れてしまったのかという原因を調べて、反省点を踏まえて、育てるポイントやこうしたら上手くいくという自分の考えをまとめるといいです。

そのときに役立つのが、デジカメやビデオで撮影した記録です。失敗した原因を考えるのに大切なデータになります。

自由研究は、失敗してもいいという考えて行なうこと。諦めないことがまとめるときに、豊富な情報として使うことができます。

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