コインを選別するための貯金箱を手作りしたいと思います。選別する硬貨は1円・5円・10円・50円・100円・500円玉を紙の上を滑らせたり、スライドさせていくことで、決まった穴に落とすことでコインを選別する仕組みにしました。牛乳パックと100均で揃えることができる材料だけで作れるコイン選別貯金箱の作り方についてお伝えします。
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コインを選別する貯金箱の基礎データ
難易度 | 簡単 |
---|---|
対象 | 小学生低学年以上 |
実験期間 | 1日 |
テーマ | 工作 |
費用 | 800円 |
コインを選別するための貯金箱を簡単に自作できるように、コイン選別のための穴の大きさについては私が今回作成した硬貨別の型紙を無料ダウンロードできるようにしましたので、それを印刷して使って頂ければ簡単にコイン選別用の穴を開けることができます。
一応、小学校低学年から対象にしていますがカッターを使いますので、工作するときいには怪我をしないように注意して下さい。
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材料
材料 | 個数 |
---|---|
牛乳パック | 6個 |
厚紙 | 1枚 |
木の薄い板棒 | 50cm×2本 |
定規 | 1つ |
カッター | 1つ |
硬貨 | 全種類 |
材料費としては、牛乳パック・厚紙・板棒の購入費用として800円程度としていますが、家にあるもので代用することができたり、すでに持っている材料があれば、費用は安くなります。
コイン選別用の型紙・図案
このコイン選別を行なう上で難しいのが、硬貨の大きさに合わせて空ける穴のサイズです。硬貨の種類別の直径のサイズを下記の表にまとめましたので参考までに。
硬貨の種類 | 直径 |
---|---|
1円 | 20.0mm |
50円 | 21.0mm |
5円 | 22.0mm |
100円 | 22.6mm |
10円 | 23.5mm |
500円 | 26.5mm |
硬貨を紙の上に鉛筆でなぞっても上手くいきません。どうしても、大きくなってしまいます。そこで、今回は私が苦労して硬貨の大きさを合わせた型紙・図案をPDFにしましたのでお使いになりたい方は無料で使って頂いて構いません。
印刷するときは、用紙サイズをA4サイズにして合わせてから印刷して下さい。
コインを選別する貯金箱の作り方
牛乳パックの注ぎ口と窓を作る
牛乳パックの注ぎ口、黄色い点線部分をカッターを使って6個全部切り取ります。写真の左側から右側にします。
6個すべての注ぎ口部分を切り取ります。
牛乳パックの表側にコイン・硬貨を取り出す窓を作ります。黄色い点線部分をカッターで切ります。
アレンジとしては切り取って、そこにペットボトルなどの入れ物を入れて取り出しやすくしたり、中身が見えるようにするといいです。
牛乳パック6個全部に窓を開けておきます。
コイン選別用の板を作る
厚紙を幅8cm、長さ52cmに切り取ります。
100円ショップで買える厚紙では長さが足りません。
長さが足りないときは、つなぎ合わせて長さがを調整します。裏面にあたるほうにセロハンテープを貼ってつなぎ合わせます。
セロハンテープを貼った裏面に右端2cmを開けてから、牛乳パックの1辺の長さ7cm間隔で線を引いていきます。硬貨が落ちる円の底部分の位置を合わせるために厚紙から2cmほど上に横線を引きます。
横線に合わせてコイン選別の穴を開けます。型紙・図案を印刷して使って頂けると簡単にできます。
私は、型紙を印刷して厚紙の横線に合わせて硬貨別の円の紙を合わせて、上から強めになぞると厚紙が少し凹むので鉛筆でなぞって分かりやすくします。
あとは、カッターで丁寧になぞって切り取ります。
切り取って表側にした画像です。
木の薄い板棒をカットする
100均で購入した角棒(910×3×9mm)を50cmの棒を2本作ります。
コイン選別の厚紙に板棒を貼り付ける
コイン選別用の厚紙に開けた穴の底部分に合わせて、板棒を両面テープで貼り合わせます。
もう1本の板棒は一番大きな穴の500円玉の上の部分に合わせて両面テープで厚紙に貼っていきます。
牛乳パックとコイン選別厚紙を貼り合わせる
コイン選別の厚紙の裏面には鉛筆で書いた7cm幅の線がありますので、それに合わせて牛乳パックをセロハンテープで貼り付けていきます。貼り付けるとき、牛乳パックに開けた窓部分がすべて同じほうを向くようにしておきます。
コイン選別貯金箱のできあがり
これで、コイン選別貯金箱の完成です。コインの穴は小さいほうから1円・50円・5円・100円・10円・500円の順番になっています。
コイン選別貯金箱の仕分け動画
まとめ
コイン選別貯金箱の仕組みは、小さい順に穴を開けることです。傾斜を付けてコインを流すことで開けた穴に硬貨が落ちていきます。穴の大きさが少しでも大きくなってしまうと次に落ちないといけないコインが手前で落ちてしまいます。穴を開けるときは慎重に切り抜いてきましょう。
小さい穴のほうの牛乳パックを持って傾斜を付けて硬貨を流すとき、勢いが付きすぎてしまい通り過ぎてしまうことがあります。硬貨をスライドさせるための棒みたいなものを作ってコインを押していくことで穴に落ちるという方法でも選別は確実にできます。
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