自由研究のテーマが決まったら準備をする必要があります。自分で立てた計画にしたがって、必要なものを準備して進めていきます。自由研究の課題に対して、どんなものが必要になるのか、調べる方法はどうしたらよいのか、どのように記録してまとめていくのかを確認することでスムーズに進めていくことができます。

テーマとして人気のある実験・工作・観察・調べ学習などは、準備をしっかりすることが大切になります。
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自由研究を始める準備をする


テーマを決めたら、すぐに自由研究を始めるのではなく、そのテーマに関することを調べます。どのように調べたらいいのか、分からないときに参考になる情報があるのかなど下調べをします。

下調べをしたら、どのように調べたり、作ったりするのか、いつから始めて、いつまでにまとめるのかなど計画を立てます。使う道具を準備し、どのように記録をして、どのような結果になるのか考えてみます。

自由研究を進めるときの準備方法を8つに分けてお伝えします。
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関連する本で下調べをする

自由研究をする場合には準備が必要になります。やろうと思ったテーマについて下調べすることで、自分出来るものと出来ないものがありますので、事前に調べておくことが大事になります。自由研究で考えられる失敗は計画倒れです。

例えば、宇宙の研究というテーマや政治についてと言うテーマを調べようと思えば出来なくはありません。興味本位で壮大な研究をしようとする生徒もいますが、現実的な所に立ち戻って本で調べて実際に自分が出来る研究かどうかを判断する必要があります。

テーマについてネットで調べる

自由研究の準備をするとき、研究テーマをWEBサイトで調べてみるのもいいです。同じようなテーマを行なった人の自由研究の発表資料などがあれば、とても参考になります。進め方、やり方、まとめ方、準備するものまで調べることができる課題もあります。

似たようなテーマの自由研究の参考データを見るだけでも色々なヒントをもらうことができます。色々な情報を見ているとひらめきがあります。

例えば、「空気砲」の工作と実験をするとして、穴の大きさ・形を変えてたときの空気砲が届く距離を調べたり、形や動きを調べることができます。さらに、後ろのダンボールをネット状の網にしたらどうなるのか、ダンボールを2重にしたらどうなるのかなど何を調べたらいいのか、他の自由研究テーマの内容から気付くことがあります。

どんな観察・実験・工作にするかを考える

自由研究のテーマが決まったら、下調べをして必要なことや揃えないといけないものを考えながら準備を始めます。どのように進めるか、記録をする方法はどのようにしたらいいのか、写真を撮ったほうがいいのか、手書きがいいのか、文字と写真のバランスはどうしたらいいのか、まとめ方をどうしたらいいのかなど決めておきます。

学校から指定された用紙があれば、その用紙を使えばいいですが、用紙も自由であれば、冊子状にするのか、1枚にまとめるのか、見せ方やまとめ方についても考えておくといいです。

分からないことや進める前に親や先生に相談する

自由研究のテーマを決めることができないときには、先生や親に相談してアドバイスをもらうようにするといいです。小学生は一人で取り組むことが難しいことも多いので、知恵を借りて進めることも必要になります。

研究の難易度が高かったり、費用が掛かったりするときにも、進め方や道具の工夫の仕方、ヒントをもらうことができ、参考になると思います。

計画を立てる

準備をするために、色々と下調べを行なってきました。テーマ・準備するもの・スケジュール・まとめる期間を書き出していきます。

例えば、植物の観察日記のような自由研究の場合は、植物の種や苗、鉢植えや観察日記やスケッチブックの様なものが必要になります。また、どれくらいの期間で育つのかなどだいたいの目安を調べて計画を立てることが大切です。そして忘れてはいけないのが、調べ物が終わった後にまとめる時間です。失敗したり、やり直しが発生するかも知れませんので、時間に余裕を持って計画を立てるようにします。

必要な道具などを準備する

下調べをして、計画を立てることで準備しないといけない必要なモノが分かります。紙と鉛筆だけで済むなら問題ありませんが、実験や工作、観察などは購入しないといけないものが出てきます。お金がかかる場合などもあるのでおうちの人と相談しながら取り組むようにします。

自由研究をまとめるのに、写真を撮影して切り抜いて使うことが多いので、デジカメを使って記録を残しておくのがおすすめです。観察は、過去の様子を思い出すのにとても役立つデータとなります

結果を分かりやすくまとめる方法を考える

自由研究の準備として、研究の記録の仕方を考える必要があります。まず方法として、自分で書くことも必要ですし、写真や映像に残す方法も、わかりやすくてよいです。また、どのような内容にするのかも大切ですので、研究の前に、どのようなことを書く必要があるのか、必要な要素を詳細に挙げて考えるようにしましょう。そして、最後にどのようにまとめるのか、まとめ方のことも考えるておくのが大切です。

まとめるときは、イラストや写真を取り入れると見やすくなりますし、表やグラフを活用すると結果が分かりやすくなります。

どのような結果になるか予想する

自由研究の準備には、研究の結果を予想することも重要です。小学校でもらう自由研究の進め方でも、結果を予想することの大切さが書かれています。

理科の実験や観察などをするときは、研究を始める前に、どのような結果になるのか、しっかりと予想を立て、ノートなどに記録しておきます。また、研究の途中経過を予想するのもいいです。その予想が当たっているかどうか、研究を進めていくことで、より円滑に研究を進めることができますし、予想と実際を比べることで、研究の参考にもなります。

予想が外れてしまったときは、なぜ外れてしまったのかを考えてまとめることができ、より自由研究を中身の濃い、より良いものにできます。
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まとめ

下調べするとき、WEBサイトを参考にしたり、自由研究の本を参考にすることが多いと思います。それも、とても便利なツールですが、科学館や水族館・博物館などにも足を運んで調べるといいです。どういった方法の調べ方が効率がいいのか、必要なものを用意したり計画を立てて準備をしていくことが、自由研究を進めていくことで重要な要素になってきます。

夏休みの宿題は、漢字・計算ドリルや読書感想文もありますが、一番大変なのが自由研究です。まずは、研究するテーマを決める必要がありますが、8月に入ってからあわてて準備をしたのでは少し遅いので、夏休みに入ったら少しずつ進めていくといいです。
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