自由研究のテーマを決めるとき、大まかなテーマとして理科・科学・実験・工作・観察日記・環境調査・社会科・調べ学習・料理・手芸・裁縫などありますが、それぞれに合ったおすすめのまとめ方があります。自由研究の課題に対する内容から、まとめやすさ・見やすさ・工夫のしやすさなどが違うので、研究内容をまとめたり、発表したりするのに最適なまとめ方を選ぶといいです。自由研究のテーマに適しているおすすめの4つのまとめ方についてお伝えします。

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自由研究をまとめるときにおすすめのまとめ方

自由研究の内容をまとめるのに、どんな用紙やノートを使ったら良いのか分からないときのために、テーマ別におすすめの用紙・ノートを紹介します。自由研究をまとめるのに適しているものは、

●画用紙や模造紙を使った大きな紙1枚

●アルバム冊子

●観察日記やノート

●スケッチブック

の4つがあります。

テーマにあった4つ用紙をつかったを使ったおすすめのアイテムを紹介します。

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実験や工作などをまとめるのに向いている大きな紙

自由研究で実験や工作などの発表をする際には、一枚の大きな用紙にまとめるとまとめやすく、発表もしやすいです。1枚にまとめるため、研究全体の流れが分かりやすく、見るほうも説明するほうも、わかりやすいという特徴があります。実験結果は一番伝えたい部分なので、写真やイラスト、吹き出しなどを使って目立つようにすると、ポイントを伝えやすいです。

まとめるときには、いきなり大きな紙に書き始めるのではなく、まずはどのように見せるのかをノートなどに書いてレイアウトなどを考えるといいです。大きな紙に書くときには文字のバランスの取り方が難しいです。鉛筆でうすく下書きをしたり、定規を使うと上手に書くことができますし、まとめやすくなります。文字だけではなく、写真を使うとまとめやすく他の人にも伝わりやすいので、実験中・工作中などの写真を撮っておくといいです。

詳細は、「 大きな紙へのまとめ方のポイント 」にまとめていますので、参考にしてください。

工程や作り方の流れをまとめるのに向いているアルバム冊子

自由研究での工程や作り方の流れをまず、1つ1つ写真におさめていきます。全てが完了したら、アルバム冊子の用紙に写真を工程や作り方の流れの順をおって、用紙にバランスよく並べて貼り付けます。その貼り付けた写真の横に、説明書きや感想などを書き記していきます。ノートと違い、直接書き込むことが出来ませんので、メモや折り紙などを使って文章を書いて写真と一緒に貼り付けるようにします。表紙にタイトルを書き、あとがきとして最後にまとめを書くと、とても綺麗でわかりやすい資料となるとともに、この作業をしたこと自体が後々とても役にたちます。

写真や文章を書く用紙などは、形を切り取って貼り付けることでデザイン性の高いものになります。今は雲の形に切れるハサミや、角を丸くするカッターなどもありますので、1つ準備しておくと使い勝手がいいです。工場見学や動物の行動調査、料理や手芸・裁縫などの自由研究をまとめるのにも向いています。

詳細は、「 アルバム冊子へのまとめ方のポイント 」にまとめていますので、参考にしてください。

観察や環境調査などをまとめるのに向いている日記

観察は小学生の自由研究テーマの中でも人気が高く、環境調査は中学生の自由研究テーマで取り上げられることが多いテーマです。長期間の記録を残したり、毎日の成長記録を残したりするときは、観察日記やノートなど、同じデザイン・フォーマットの紙に書いていくことで、経過が見やすく、日々の感想や発見・疑問を書くことで研究の幅も広がり、最後にまとめるときに必要な情報として役立ちます。

写真で見せるのもいいですが、写真では見せることが難しい細かい部分や撮影できないところは、イラストや絵を書いて分かりやすくするといいです。1日の作業量は少ないですが、長期間の調査・観察をしないといけないので、続ける楽しみがあるといいです。

自由研究である対象の継続的な観察や観測をテーマにするときは、まずはじめにフォーマットを決めて日記のようなスタイルでまとめていくと非常に効率が良いです。毎回同じ用紙を使い同じフォーマットで統一すれば、レイアウトや内容について悩む必要もなくなりますし、それを見る相手からしても変化点を拾いやすく、どういう研究であったのか全体像の把握がしやすくなります。

詳細は、「 観察日記・ノートへのまとめ方のポイント 」にまとめていますので、参考にしてください。

社会科や調べ学習などをまとめるのに向いているスケッチブック

店舗や地域などのことについて調べるときや、国旗などを調べるときにノートでは小さすぎるし、大きな画用紙では大き過ぎるときにスケッチブックがおすすめです。スケッチブックは、見開き1ページを1つの見出し・項目として使うことでまとめやすく、見やすくまとめられます。用紙サイズが大きいので、文字は大きく、濃く書くこと、写真やイラスト、色を使ってまとめるといいです。

スケッチブックは見開きになっていて比較しやすく、さらに分厚めのしっかりとした紙なのでイラストに絵の具などで色付けしたり、資料を貼ったりしても大丈夫というのも大きなメリットです。グラフや表を使って比較し、感想を書くことで自由研究のテーマに関する情報を伝えることができます。

詳細は、「 スケッチブックへのまとめ方のポイント 」にまとめていますので、参考にしてください。

自由研究を上手にまとめるためのページの展開方法

自由研究はどのように展開させていくかやどのようにまとめるかで、評価が変わります。まずなぜそのテーマを選んだのかを「導入」として、最初に書くことが大切です。次に、どのような方法で実験や観察をしたのかや、その結果を書いていきます。「方法」、「結果」です。その際に、絵や写真をつけるとよりわかりやすいです。結果を書いてそれで終わりにしてはダメです。自分の予想通りだったのか、違う予想になったのか、なぜそのような結果になったのかという「考察」を書くことが大切です。この「考察」が大きなポイントとなりますので、しっかりと書きましょう。

自由研究のまとめ方として、基本的に書いておいたほうがよい7つのことがあります。

【ステップ1】自由研究テーマに選んだ理由・きっかけを書き出す

【ステップ2】タイトル・サブタイトルを決める

【ステップ3】テーマに対する仮説や予想を立てる

【ステップ4】研究の方法・手順を確認する

【ステップ5】使う道具を準備する

【ステップ6】調べたこと、データなどを分かりやすくまとめる

【ステップ7】失敗、分かったこと、反省などの結果と感想をまとめる

この7つのステップについての詳細情報は、「 自由研究をまとめる7つのコツ 」を御覧ください。

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まとめ

自由研究を上手にまとめるためには、まとめるために使う用紙も始めるときに考えておいたほうがいいです。そうすることで、研究を進めていくときに、どんなレイアウトにしないといけないのか、何を調べないといけないのか、どうやって記録を残していったらいいのかなどを明確にすることができます。観察日記を書くのに、大きな紙1枚にまとめようとしても無理があります。

あまりにも細かく情報を書かないといけなくなると、見にくいし、伝えたいことが伝わりにくくなります。テーマにあったまとめ方をすることも大切になります。ただ、これで進めないといけないという訳ではありません。自分なりのオリジナリティを追加しながらより良い自由研究になるようにするための情報として活用して頂ければと思います。

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