社会科や調べ学習をするときにスケッチブックを使うとまとめやすいです。スケッチブックは大きさがあるので、イラストを書いたりするときに大きく書くことができ、細かい部分まで書き込めるという良い点があります。見開きでページを使うことができるので大きな絵を見開き一杯に書いてもいいですし、興味を持たせるような言葉で次のページをめくる楽しみを与えることもできます。スケッチブックを使った自由研究のまとめ方についてお伝えします。

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スケッチブックを使った自由研究のまとめ方

スケッチブックは白紙の紙がノートのように束ねられたもので、ノートよりもサイズが大きいです。社会や環境、工場見学、調べ学習などをまとめるのに向いています。絵やイラストを大きく書くことができ、伝えたいことを分かりやすく見せることができます。

例えば、セミの体のしくみを調べたときは、スケッチブックの半分には表側の体の仕組み、半分には裏側の体の仕組みを書くことで、より分かりやすくなります。見開き1ページで1つのことを書くとまとめやすくなり、次のページに書かれていることを最後に興味を引くように書いてあげると、見たいと思う自由研究のまとめ方になります。

より詳しくスケッチブックを使った自由研究のまとめ方について見ていきます。

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スケッチブックにまとめるメリット

スケッチブックで自由研究をまとめるのに適しているテーマは、社会科や調べ学習・環境調査などと言った調べることが多く、情報をたくさん伝える必要があるときや、イラストや絵を使って細かい部分を表現したり、全体像を分かりやすくしたりするのに優れています。ページ数も必要なだけ使うことができるので、発表するときや見る人に興味を持ってもらうことができます。

●見開き1ページ全体を使うことができる

●見開き1ページに1つの見出しについて書くことで分かりやすい

●次のページを開いてもらうために興味を引くイラストや言葉を書ける

●イラストや絵を大きく書くことで写真では分からない詳細情報を伝えやすい

良い点だけではなく、使いにくい所、デメリットも幾つかあります。文字は大きく・濃く書かないと見にくい、字を真っ直ぐ書くのが難しい、ランドセルなどのかばんに入りにくいという弱点もあります。

スケッチブックへのまとめ方のポイント

スケッチブックは、一般的なノートよりも大きいサイズなので、大変見やすく、また、絵やイラスト・写真といったものを取り入れやすく、調べ学習で調べた内容をまとめるには優れています。

シールやカラーペン、縁取りなどにデザインのあるテープを使ったりすると見やすく、分かりやすいものになります。例えば、カブトムシについて調べたら、タイトルはカブトムシの形の上に書いてみたり、見出し部分も色を変えて頭の部分にカブト虫のシールを貼ってみたりすると、見ただけでカブトムシについて調べたんだなということが分かります。

シールやテープ、付せん、カラーペンなど色々と使って伝えたいことを見やすくする工夫をするとより良いまとめ方になります。

●文字は大きく、濃くはっきりと書く

●シールやテープ、付せんなどを使って分かりやすくする

●文字も黒一色だけではなく大事な部分は色を変えてポイントが分かるようにする

まとめるときに必要な項目と書く内容

単に調べものをするだけではなくて、自分自身の意見や感想を述べるのが正しいまとめ方です。スケッチブックへのまとめ方ですが、まず、タイトルは大きく書きましょう。そして、なぜ、その調べものをしようと考えたのか、動機についてもしっかりと記してください。この動機に基づいて調べていき、調べ方など調べた過程を図や写真を取り入れながらまとめていきます。最後には、動機を受けた形でまとめを記してください。

まとめ方の例

調べたことをタイトルに書いて、工程や地図・配置・場所などを分かりやすく色分けしたりするといいです。スケッチブックは面積が広いため、小さい写真では見にくいので伝えたい場所をアップで撮影しておくといいです。

項目 書く内容
タイトル 調べたことを分かりやすいタイトルとして書く
サブタイトル 研究の内容が分かるように調べたことを書くと良い
研究のきっかけ なぜこのテーマをしようと思ったのか具体的なきっかけを書く
目的 どんなテーマを行なったのかについて書く
準備したもの 使った道具や材料など必要なものを書く
調べた方法 何について、どんなふうに調べたのか方法を書く
写真 写真があると分かりやすく説得力がある(撮影にはお店の許可を取ろう)
イラスト 文字だけでは読み飽きてしまうためイラストや絵を入れると分かりやすい
色を使い分ける 色を付けて文字やイラストを強調すると伝えたいことが分かりやすい
グラフ・表でまとめる 文章でなくグラフや表・ランキングなどにまとめると分かりやすい
教えてもらったこと 話を聞いたことをまとめる、クイズ形式にしたりすると面白い
わかったこと 分かったことを整理してまとめて書く
反省点 調べていたときに注意しないといけないことや反省したことを書く
結論 実験して分かったことや、考えたことを書きます。

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まとめ

調べ学習をテーマにした自由研究を作成するためには、様々なことを調べてまとめていかなければなりません。まとめる方法はたくさんありますが、最初からきれいにまとめようとするとなかなかまとまりません。

下書きをしたり、線を書いておき、書く場所やイラストや絵を書く場所を明確にしておくと、上手に書くことができます。調べたものの共通する部分やどのように繋がっているのかということを考え、書き込んでいき、その後、メモを見ながら文章などにまとめるのがよいでしょう。このまとめ方は、まとめていくうちに物事のつながり、全体像が見えてくる方法なので、発表や説明するときスムーズに話すことができるようになります。

スケッチブックを使って、上手にまとめていきましょう。

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