自由研究テーマが決まり、進めていく中で注意することがあります。理科実験・科学や調査するときに、データを集めます。このデータは正しいデータや観察記録を使いますが、予想していた・思っていた結果と違うことが良くあります。思うような結果が得られないと諦めてしまうことがありますが、失敗したことも研究の1つです。また、アサガオやトマトなど植物の観察記録では、枯れてしまうこともありますが、失敗しても自由研究をまとめることはできます。データを集めたり、調べるときに注意したいことをお伝えします。

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データ集め・調べるときの4つの注意点

自由研究を進めていくときに、注意することがあります。成功しても、失敗しても自分で発見したことをまとめることです。教科書などからネタを見つけてくると、データや調べることが書かれていて、その通りに結果が出ないと、失敗原因を調べないで、教科書などに書かれている情報を使ってしまうということもあるかも知れません。

失敗したときには失敗の理由がありますし、成功したときには成功した理由があります。成功することが自由研究の目的ではありませんので、失敗したら失敗したことをまとめるようにし、来年に再チャレンジしてもいいと思います。

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失敗することは悪いことではない

自由研究でデータ集めをしたり、調査をしたりするときには、調べていることがきちんと自分の決めたテーマに合ったものなのかを確認しながら進めるようにします。注意することで、テーマに沿ったことをしているのかを確認し、的はずれなことをしていないかチェックすることができます。

同時に、実験や工作・調査などでは失敗することもあります。手順が違ったり、間違えたり、天候が左右したり、接触不良だったりと必ずしも予想通りの結果になるとは限りません。でも、そのようなときには自分の失敗の理由を考えるなどすることで次に生かすことができ、無駄になることはありません。

正確な記録用にデジカメやビデオを使う

自由研究で調査したり、データを集めたりするとき、記録をとるためにデジカメやビデオを使って記録を残しておくと便利です。もちろん、ノートなどに詳細な記録を書くことも必要ですが、デジカメやビデオを利用すれば、画像や映像で、研究を記録することができますので、過去の状況を確認したり、経過ごとに違いを比較したりと情報として様々な使い道があります。

デジカメやカメラで残した記録なら、書き間違えるといったことも起こりませんし、きれいに整理整頓してまとめることもできますので、自由研究にデジカメやビデオを使うと便利です。

失敗や疑問があったら本などで調べる

失敗や疑問が生まれたときには、さらに調べるということが重要です。失敗や疑問が、自由研究テーマについてのより深い知識や気付きやヒントにつながる可能性があります。もしも予想外の実験結果になったり、新しい疑問が生まれてきたときには、できるだけそれを解決してテーマの問題点などを整理しておくのがおすすめです。

失敗した自由研究を提出することに抵抗を持っている人もいますが、失敗したデータをまとめて提出しても問題ありません。来年の課題として残しておいてもいいと思います。

実際のデータを使って結果をまとめる

自分が行なった実際のデータを使って結果をまとめることが大切です。予想していた結果や正しい結果にならないときに、自分でしたときのデータではなくて、得られるはずだった結果を使いたくなることがあります。なぜ失敗したのか調べる必要がありませんし、簡単にまとめることができます。

データを少し修正して予想通りの結果にしてしまうと、テーマに合った結論や分かったこと、発見したことを、データや調査結果から見つけることが難しくなってしまいます。実際のデータから考えられること、予想と違う理由を確かめ、反省点などをまとめるのも必要です。

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まとめ

子供も親も、成功した結果だけを提出したいと思っている傾向が強いですが、小学生や中学生の自由研究の内容については、失敗したことをまとめて提出しても問題無いです。失敗したからといって、先生から怒られることはありませんし、保護者会や自由研究の展示会のときに、失敗したテーマを提出している人も多く見られます。

自由研究のまとめ方としては、反省点が書かれていて、なぜ失敗したのか理由が書かれているものもあれば、失敗した理由が分からないとしているものもあります。自分の力で調べたことをまとめることが大切になります。

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