自由研究のテーマの調査は、何かを調べるときに行なうことです。ゴミの分別の種類や電車の混雑、エアコンの温度設定など題材に合ったことを調べることです。調べるということは、その場所に行かないといけなかったり、自分の家以外での状況を知りたいと思ったとき、調べる方法が5つありますが、注意すべきこともあります。効率よく、正しい調査ができるようにするためにも必要な情報をお伝えします。

[ad上]

自由研究の調査をするときの5つの注意点

データを集めたりするとき、自分だけの情報では足りないことや、見に行かないといけないことが出てくることがあります。バスや電車通学している人が、混雑具合を調べようと思ったら、その場所に行って、時間ごとに混み具合を見ないと分かりませんし、歴史や動物などについて調べるのであれば、博物館や動物園などに行って、係の人に話を聞くことも必要になるかも知れません。

5つの調査方法と、調査を行なうときに注意しておくべことをまとめています。

[ad中]

アンケートを利用するときは簡潔にすぐに答えられるようにする

自由研究でアンケート調査と思うかも知れませんが、小学生でもアンケート調査を行なってデータを集めている子供もいます。友達の家を訪問して、友達にその場でアンケートに答えてもらって回収していました。

自由研究でアンケートの内容を盛り込む際は、分かりやすい内容にすることが必要です。自分がテーマにしたアンケートを新聞などから抽出して掲載してもいいのですが、何人くらいに聞いたものなのか、年齢層、調査した年月、抽出した書類の引用先なども研究レポートの中にきちんと書いておくといいです。誰に聞いたか、アンケートに答えてくれた人数などは、表やグラフを使うときに必要な情報になります。

アンケートは箇条書きで、「はい」「いいえ」など簡単に答えられるようにしておくといいです。

メモなどを活用して正しい情報を書き取る

自由研究で調査をするときには、正しい情報を選んで調査結果とできるようにメモなどを活用するといいです。例えば、インターネットを利用した場合には、そのインターネットのサイトが必ずしも信用できるものとは限りません。また、本からの引用であっても必ずしも最新の情報でなかったり、自分の必要としている情報の範囲とは違うという場合もありえます。いくつかの情報で調べたことをメモして、正しい情報を読み取ることも大事になります。

また、人に話を聞いたりするときも、メモを取りながら聞くようにすることで聞いた内容を思い出すことができます。スマホやボイスレコーダーなどを持っていれば、会話も録音させてもらい、あとで聞き直すことができるようにしておくのもいいです。会話を録音するときには、事前に了解を得るのと、終わったらお礼をきちんと伝えましょう。

データや調査内容は最新のものを使う

自由研究で資料を掲載するような場合、最新のデータをなるべく使うように注意しましょう。例えば、テーマを天気関連にしたとき、30年前の統計資料では研究内容と少々ずれが生じることもあります。近年は「異常気象」と言われることも多く、夏場のゲリラ豪雨など昔はあまりなかった現象がよく起こっています。従ってそういったデータも入った最新の統計資料などを使うようにします。

過去との比較をするときには、古いデータと新しいデータを使うことで、どのような変化があったのか、どうして変わったのかなどを調べることで時代背景が分かってきます。

博物館・科学館・水族館などに行って調べる

博物館や資料館、記念館や動物園に水族館など、調査に役立つさまざまな施設に行ってより詳しいことを調べられます。例えば、博物館にはスケジュールに合わせたいろいろなイベントや展示・催しがあり、自分自身の目で見て体験することで、調査に役立つだけでなく、感動も味わうことができます。それだけでなく、家族や友達と出かければ、夏休みの良い思い出として一生の宝物にもなります。

文部科学省によれば、博物館の数は増加傾向にあり、平成23年で全国に約5800もの施設が存在しています。博物館には学芸員がおり、調査のときに疑問が浮かべば、尋ねて聞くことができます。自由研究の調査では、博物館などを利用するといいですが、他のお友達も来ているので、聞くことは要点をまとめて聞くようにしましょう。

資料やパンフレットは2部もらいまとめ用にも使えるようにする

資料となるパンフレットをもらう機会があれば2部もらっておくことをお勧めします。自分と親の分で1部ずつもらうことができるので、一人で2部もらうのはためらうことがありますが、これなら問題ありません。

研究のテーマが決まったら、それについて調査を行ないますが、パンフレットには自分でいろいろと調べたことや感じたことをその都度、メモのように書き込んでいくと後でまとめるときに大変便利です。注意する点としては、書き込んだパンフレットは他人に見せるための資料としては美しくないので、書き込みのないきれいな状態のものも用意しておき、まとめ用に切り抜いて使ったり、資料として一緒に提出してもいいです。

[ad下]

まとめ

自由研究の課題に取り組むとき、色々な情報を調べる必要があります。調べるための方法としてアンケート・話を聞く・最新のデータを使う・博物館などに行く・パンフレットを利用するといったことと、それぞれの注意事項についてを紹介しました。

疑問や分からないことをクリアするために自分で調べることも大切ですが、詳しいことを知っている専門家に話を聞いたり、調べ方を親に聞いたりすることで、疑問を解決することができますが、自分が理解できているかということが大切になります。

集めたアンケートや情報を上手にまとめるためにも、しっかりと理解を深めていくことが大切になります。

[PR1]