自由研究の情報収集として、博物館や科学館・児童館・水族館・動物園などのいろいろな施設で自由研究に関する体験イベントや実験教室が行われます。企業や自治体などが開催する自由研究教室に参加して、そこで作成した工作や実験内容をまとめて提出する子供もいます。親としても、しっかりと知識のある人が話をしてくれ、結果がきちんと導き出せるので、家族での思い出作りと一緒に体験教室の内容を活かすコツについてお伝えします。

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体験イベントや実験教室を利用するメリット

動植物を観察したり、理科が科学実験をしたいという子供に対して親としては、本当にできるだろうかと思うもので、親自身も虫が苦手だったり、働いていて自由研究に時間を費やすことができないときに体験イベントや実験教室などを利用していることが多いです。また、家で自由研究を子供がしていても、中途半端になってしまって親子喧嘩になってしまったり、お互いが嫌な気持ちになるのであれば、催しに参加して仕上げてしまうのは効果的とも言えます。

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自由研究の体験イベントを見つける方法

自由研究向けの体験イベントは、各地でいろいろと開催されています。美術館や博物館など、公共の施設であれば地域の広報誌などで情報をチェックすることができます。また、大手メーカーの工場やショールームなどで、自由研究をテーマにしたイベントも多いので、ホームページを確認してみると体験イベント情報が載っています。

参加したい体験イベントや自由研究教室を見つける方法は、テレビやラジオの情報番組やCM、オフィシャルホームページなどをチェックするのが効率的です。人気のイベントはすぐに定員がいっぱいになってしまいますので、早めに情報を確認して申し込みをするようにしましょう。

自由研究の体験イベントに参加するメリット

自由研究の体験イベントや実験教室は、専門家やプロが開催しているため、安全に配慮されていて、子供が興味をひくないようになっています。ロボット作成や職業・職場体験など普段の自由研究の取り組みとしては出来ないことを、体験することができるので人気があります。ただし、開催日時や参加人数が限られていますので、申し込んだ人が全員参加することは難しいですが、自由研究の体験イベントや実験教室に参加するメリットがあります。

家ではできない体験とテーマ

自由研究の体験イベントは年々増えており大手産業などの催しもあります。参加するメリットは、まず家ではできない体験とテーマがあるということです。なかなかしたくても必要なものを揃えることが困難だったり、費用が掛かってしまったりといった問題に直面します。また、専門職の体験イベントのようなものも多数あり魅力的です。色々な人との交流もこういったイベントならではのメリットといえます。様々な人との交流の中で普段では出来ない経験をすることができます。

道具や材料がすでにそろっている

自由研究で調べてみたいテーマが決まっても、そこから研究に必要な道具や材料を一から揃える必要があります。家にあるもので足りる場合は良いのですが、テーマの内容によってはホームセンターなどで購入しなければいけませんし、手間も費用も掛かってしまいます。中には、その自由研究のためだけに高い実験器具を準備したりする必要が発生することもあります。

体験イベントや実験教室では、それらの道具や材料が揃えられていますので、何が必要なのかを考える必要も自分で準備する必要もなく、自分の好きなテーマのものに気軽に参加することで自由研究を完成させることができます。

専門家のアドバイスがある

自由研究をする際に、多くの子どもは自分自身で取り組むか、親の助けを借りながら進めていきます。しかしその場合、やり方が分からなくなってつまずいてしまうこともあります。体験イベントに参加すれば、例えば何か物を作っていくときなどでは、どこのポイントに気を付ければ上手に作れるのかなど、専門家からの的確なアドバイスを受けることができます。そのため、失敗してまた一から作り直すということも少なく、効率的に自由研究に取り組むことが可能です。

体験イベントで作成した資料を提出でき、さらに追加もできる

体験イベントや実験教室に参加すると、自由研究の進め方からまとめ方まで1~10まで教えてくれます。1時間程度で自由研究をまとめてしまうことができます。子供たちは楽しみながら、先生の言うとおりに進めることで実験や工作などを作り終えることができ、その中で、あらゆるデータ収集するために実験や検証を行ない、どんなことをして、どんなことが分かり、どうなったのかを自分の言葉で書けるように工夫されています。

自由研究をまとめる用紙は一律のものを使っていることが多いですが、自分が体験したことを、自分の言葉で書いてまとめることで自分だけの自由研究になります。さらに、何か疑問に思ったことや、調べてみて分かったことを追加して書いておくこともできます。

体験イベントに参加する目的を明確にすることで面白い内容になる

体験イベントや科学実験教室に参加して自由研究をささっと終わらせようという気持ちでは、面白くありません。興味があるテーマに参加して、親子で取り組んでみるといいです。ただし、子供よりも親がはまってしまっている光景を目にすることが良くありますが、子供がメインなので、目的意識を明確にして参加すると面白い内容の自由研究ができます。

あらかじめイベントに参加する前に、そのイベントに参加する目的や興味のある実験について、親子で話し合ったり、一緒になって考えて、問題意識を共有して体験するだけで、子供の好奇心を高めることができ、面白い体験になると思います。

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まとめ

子供の夏休みの宿題で最も頭を悩ますといっても過言ではない自由研究。まだ低学年だとそのテーマすら決めるのにも一苦労です。最近は色々なところで、自由研究の体験イベントが夏休み期間中に開かれています。陶芸などの製作系、化学実験系、公共施設の見学系、山や海でのフィールドワーク系まで内容は様々です。そこで製作した作品や資料はそのまま学校に提出することもできます。ガミガミと「宿題やりなさい!」と怒るよりも、体験イベントを利用して、親も子も楽しく宿題を終わらせるために活用を考えてみるといいです。

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