自由研究のテーマを決めるのに何を基準に選んだら良いのか分からないことがあります。小学1年生が自由研究をするときに人気がある15のテーマについて、選ぶときのポイントをまとめました。どんなことに注意して選んだら良いのか、またはどんなテーマの自由研究があるのかについてお伝えし、小学1年生が自由研究のテーマを決めるときの参考になればと思います。

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小学1年生におすすめの簡単にできる自由研究テーマ15選

小学1年生を対象にしているテーマ・課題だからできるだろう、大丈夫だろうと思っていても出来ないことのほうが小1の子供の場合は多いです。興味があり、自分の力で進めることができる内容であれば、良いのですが、難しいことのほうが多いです。

自由研究のテーマを選ぶときのポイントを15のテーマ別に紹介します。

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実験を選ぶときのポイント

自由なテーマを与えられているときには、実験を選ぶと楽しくやりがいのある研究をすることができるはずです。その際のポイントとしては、道具や材料、薬品などを使うものではなく、1年生らしくシンプルな題材を選ぶことでより深く理解を深めることにつながります。例えば、塩や水などといった、身近にあるものに目を向けてみると、気軽に自由研究が出来ますし、温度を調べたり日常生活の中でのことをテーマに選ぶと進めやすいです。

工作を選ぶときのポイント

工作の自由研究は、釘やカッターなど注意が必要な道具を使わないものがオススメです。貯金箱は手軽にできて、幼稚園から使い慣れている紙粘土や絵の具を使って想像力や工夫が出せますので作りやすいです。土台になるものは蓋が空く、小さめの缶や牛乳パックを使うといいです。牛乳パックやダンボールなど廃材を利用したもので作る椅子や家具は簡単にできます。市販のキットを購入するのもいいですが、身近にあるものを有効利用するほうがまとめやすいです。

歴史・調べものを選ぶときのポイント

歴史・調べものをするときは、あまり負担が掛かるもの、広い範囲にわたって調べないといけないテーマは避けましょう。まず郷土史家の方の本が学校内、もしくは図書館に必ずあると思いますので、そこの中で調べやすいものを2つ3つ取り上げ、子供と一緒に選ぶようにするといいです。地域の昔話や、子供が生まれる前に無くなったもの、あるいは出来たものなどの住んでいる街の歴史を調べるといいです。博物館や資料館にいくと、資料や説明を詳しく知ることができますので活用してみるのもいいです。

観察・採取を選ぶときのポイント

植物の成長記録を残す方法を選ぶ子供が多くいます。テーマとしてよく使われるものは、朝顔やひまわりの成長記録ですが、小学1年生の子供が自発的に毎日記録することは難しいとも思います。アリの行動観察や月の模様の観察であれば、毎日観察する必要もありませんのでおすすめです。小学1年生の観察・採取の自由研究では比較的短期間でまとめられるものを選ぶことがポイントになりますし、自分でまとめられる課題を上手く見つけてあげるといいです。

社会を選ぶときのポイント

小学校に上がってから興味を持った身近な話題や、地域で興味を持ったちょっとしたことを調べてまとめるといいです。例えば、通学路で目に入った交通標識や、商店街のお店で売られている商品など興味がある題材は身近に溢れてます。どうしても思いつかない場合は、省庁などのホームページに書かれているキッズページや、水道局などの公共機関の冊子に書かれているキッズコーナーなどに題材になるネタが書かれていて参考になります。

算数を選ぶときのポイント

算数をテーマにした自由研究もあります。例えば、長方形の中に垂直の線を横に2本、縦に3本引いて左上から右下に行くまでの道筋は何通りあるかという問いに対して、126通りというのは簡単に出せますが、子供にとっては簡単ではありません。縦と横の本数から法則を導き出すという研究や、滑り台やスライダーなどで一番早く滑ることができるのはどこかなどを調べたりすると面白いです。

漢字を選ぶときのポイント

漢字の自由研究と言われても思いつかないかも知れませんが、小学1年生で習う漢字がどのように作られているのかを調べてみて、漢字の成り立ちを書くことで勉強の復習にもなり興味を持つことができる内容です。このときのポイントは、必ず辞典などで自分自身で調べることです。音読み、訓読み・そして意味を調べて、表にまとめさせるようにします。1年生であれば、まだそんなに多くの漢字も習っていないので、調べる目標の数を決めることで、1日でできる内容の自由研究になります。漢字辞典・国語辞典・漢字なりたちブックなどを活用するといいです。

理科を選ぶときのポイント

家の庭や近所の公園などで昆虫や植物などの生態系をテーマにしてみるのがお勧めです。理科は、身近な自然と触れ合うことで自然界の仕組みを勉強できると共に感性が研ぎ澄まされて成長していく過程での非常に重要な経験、知識へと繋がります。昆虫の行動の一部始終を観察したり、土や日当たりの状況によって植物の成長過程にどのような変化があるか等を研究ポイントに行うと良いです。卵の殻(から)を使った貼り絵をしてみたりするのもいいと思います。

体育を選ぶときのポイント

小学1年生の子が自由研究テーマとして体育の中で研究をしたいと考えたとき、抑えるべきポイントが2つあります。1つ目は、小学1年生の時に学校の授業で扱われたものを題材にすることです。例えば、低学年のときによく教材として取り入れられるのが縄跳びです。長い時間続けるためにはどうしたらよいのか?走りながら縄を飛んだり、2重跳びをしたりといった縄跳びの技に対するコツを考えることなどが分かりやすいです。

2つ目は、記録を付けられることです。例えば、1つ目と同様縄跳びを例にあげるなら、1週間どれくらい飛び続けたのか?や技を成功させるためにどんなことを考えたか?などを簡単にでも良いのでメモや日記としてつけておくことで、研究をまとめる時の良い材料となります。運動が好きな子供におすすめです。

手芸を選ぶときのポイント

小学1年生が手芸をテーマにする場合、安全性が確保され、一人でも集中しておこなうことができ、なおかつ達成感のある課題が望ましいと思います。とはいえ、手芸とひとくちに言っても裁縫、編み物、刺繍、キャンドルや木工など色々ありますが、小学1年生にオススメは、簡単かつ見た目に豪華なビーズアクセサリー作りです。パーツを買い揃えてオリジナルのアクセサリーを作るのも楽しいものですが、100均などで扱っているビーズのキットも材料の無駄がなく、完成度の高い作品に仕上げることができます。

家庭科を選ぶときのポイント

小学1年生の自由研究のテーマとしては、家庭科を選ぶことも多いです。家庭科といっても、料理・裁縫・調理・食品・栄養・住生活など様々あります。ただ、あまり凝ったものを選んでしまうと子供では難しいですし、だからといって簡単すぎても自由研究としては浅くなってしまいます。自分で切ったりすることができる調理を選ぶのがポイントで、例えば卵料理など比較的簡単でも火加減にコツがいるようなものを選ぶと、成功、失敗が分かりやすく、研究としてふさわしいものになります。

料理を選ぶときのポイント

お手伝いとして料理をしている子供もいますし、興味を持っている子供も多くいます。ただ、親としては包丁や火・油など危ないことを理由に近づけいないという考えもありますが、今は、子供用の包丁もあり、安全性も高くなっていますので、子供が扱っても安全なものを準備して手伝わせたりするといいです。例えば、トマトが苦手な子供に、トマトを育てる観察日記と育ったトマトをおいしく食べる方法などをまとめたり、甘いトマトの見分け方などを調べたりするといいです。

牛乳パックを選ぶときのポイント

牛乳パックは丈夫な構造ですし、組み合わせ次第で様々なおもちゃ等を作ることができて良いものです。子供が牛乳を飲む家庭では、空いた牛乳パックがたくさん集まりますので、買うメーカーを変えてみたりして柄や色が違うものを揃えると面白いです。ペン立てや花瓶などの簡単に作ることができるものから始めるといいです。そして、牛乳パックに絵やイラスト、粘土などを使って華やかにすることで楽しい自由研究になります。

恐竜を選ぶときのポイント

恐竜をテーマにした自由研究は男の子に人気があります。恐竜図鑑などから、恐竜の種類や大きさ、絵を書いたりして調べたことを自分でまとめていることが多いです。恐竜の骨の化石を掘り起こすような自由研究キットみたいなものを一緒に展示したりして、面白いものもあります。発泡スチロールやメラミンスポンジを使って恐竜の骨格を作ったりするのも楽しいです。本や写真で恐竜を見せてあげ、紙粘土などで自由に作らせてあげて、最後に思いのまま色を塗って仕上げるのもいいです。

ペットボトルを選ぶときのポイント

自由研究で定番的に使われるペットボトル工作ですが、出来ればカッターなどの刃物を使わない工作の方が安全です。例えば、小学1年生が1人でやるなら、ペットボトルを綺麗に洗って、透明なプラスチック部分にカラーマジックで絵や模様を描いて花瓶を作ったり、ボール紙や色紙を安全ハサミで切って糊で貼りつけて、人形を作るぐらいの工作が適してます。大人が、カッターで切る箇所だけ手伝って、ボトルの底の部分を使って、コップやバケツに加工して、色付けするだけでかなり見栄えのする工作が作れます。

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まとめ

小学生になって初めてとなる夏休みですが、小学1年生にとって自由研究というのは未知の世界でもあるものです。そこであまり複雑なものをテーマとしてしまうと、なんだかよく分からないまま研究をすることになり、親の自己満足のような形になりがちです。幼稚園から小学生になりたての子供を持つ親御さんにとっては初めての経験であり、何をやらせたらいいものか迷ってしまう人も多いです。

自由研究は、テーマを決めるのに頭を悩ませる課題のひとつですね。新入生であれば、初めての自由研究にやる気も充分ですし、できるだけ自分でした自由研究を上手にまとめて提出できるようにしてあげるといいです。小学1年生が自由研究テーマとして選ぶことが多い15個のテーマについて選ぶときのポイントを紹介しました。

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